12月10日(木)現在、社会福祉法人わかくさ福祉会わかくさ保育園と有限会社日和で勤務している、昨年度の卒業生2名に、学校に来ていただき、就職先での仕事内容や休日の過ごし方、学校で学んだことで役立っていること、また、グループホームでの生活の様子などを聞きました。
後輩に対しては、学校にいる間に、「忍耐力と、挨拶を身に付けておくとよい」というアドバイスをいただきました。「仕事を続けていると、苦手な人や、つらいことが出てくるが、それに耐える力が大切」「挨拶は、職場の方や、利用者さんとコミュニケーションをとるときに必要」など、実際に働いて、感じているということです。生徒たちは、メモをとりながら熱心に聞いていました。
今回は、密集、密接を避けるため、2学年は、教室でリモート参加をしました。
生徒からは、給料の使い方やグループホームでの生活の大変さなどの具体的な質問や、「就業体験と仕事の違いはあるか」「社会人になるためにどうしたらよいか」など、気になっていることについての質問がありました。たくさんの質問がありましたが、先輩2名は、一つ一つの質問に、丁寧に答えてくれました。
最後に、生徒代表が、「忍耐力と言う言葉が印象に残った」と、お礼の挨拶をしました。
実際に、社会人となった先輩の姿を見て、話が聞けたことで、生徒からは、「先輩方を目標とし、頑張ろう」という声が、たくさん聞かれました。お忙しい中、学校に来ていただいた2名の卒業生、そして、この研修にご協力いただいた、事業所の方々に心より感謝申し上げます。