3月1日(金) 第9回卒業証書授与式が行われ、第9期生19名が卒業しました。
ご来賓、保護者の皆様が見守ってくださる中、校長先生から一人一人に卒業証書が手渡されました。
校長先生からは、卒業生に「『働く』とは自分自身が成長することでもある。求められる役割に対して、前向きな姿勢や積極的な気持ちで行動することが働く上で重要である。自分の立場でしか考えられない人は、成長することはできない。自分のためだけではなく、人の役に立つという目的ももって働いてほしい。」と二学期に講師としてお迎えした富山経済同友会の牧田和樹さんの言葉を送られました。そして「この言葉を心に留め、目の前のことに積極的に、自分から進んで働いてほしい。いくら就業体験で経験を重ねてきたとはいえ、仕事を続けていく上では困難なことや、苦しくて逃げ出したくなるようなことにぶつかるかもしれない。しかし、勇気をもって立ち向かい、それらを乗り越えていってほしい。そして『働く』ことを通して人として大きく成長し、自分らしい人生を歩んでいってほしい。」とのメッセージも送られました。
送辞では在校生代表が3年生との思い出を振り返りました。体育大会の団活動では、話合いで意見を聞いてくれたこと。文化祭では、どのようにしたら自分たちの班らしい発表ができるかアドバイスしてくれたこと。作業学習では、手順や技術だけでなく、働くためのルールやマナーについて教えてくれたこと。そして部活動では、皆を引っ張っていく姿をとても頼もしく感じたことなどに感謝の気持ちを伝えました。
答辞では、卒業生代表が、修学旅行や体育大会、文化祭などの学校生活を振り返り、「この3年間で、学習面だけでなく、精神面でも、大きくたくましく成長することができた。これも、温かく、時には厳しいご指導で導いてくださった諸先生方、そして、励まし、応援し、支えてくれた家族のおかげだ。心から感謝している。」と、先生方や保護者への感謝の言葉を伝えました。
卒業の歌として森山直太朗の「さくら」を歌いました。歌に合わせて、卒業生の3年間の思い出の画像が映し出されました。
式後には、1・2年生による歓送が行われ、生徒会執行部がリーダーとなり、卒業生へのエールや花束贈呈をしました。また、卒業生からも在校生へのエールが返されました。
体育館出入口まで在校生や保護者、教職員が花道を作る中、卒業生は部活動の後輩などから寄せ書きやプレゼントを受け取り、写真撮影をしたり、歓談したりして、別れを惜しんでいました。
第9期生19名の今後ますますの活躍を期待しています。