9月5日(木)に、富山県がん総合相談支援センターからピアサポーターの方をお招きし、2、3学年を対象に「がん教育出前授業」を実施しました。
ピアサポーターの方からは、がんは日本人の二人に一人がかかる可能性のある身近な病気であることや、治療を経て趣味を楽しみ、生き生きと生活していることを教えていただきました。そして、がんになって改めて人の優しさや人とのつながり、感謝する心に気付くことができた、それは「キャンサーギフト(がんからの贈り物)」であると話してくださいました。
がんを予防するために、健康な生活を送ることやがん検診を積極的に受けて早期発見・早期治療をすることが大切だということも教えていただき、生徒たちはメモを取りながら真剣に話を聞いていました。
講話後にはグループトークを行い、講話を聞いて思ったことや感じたことなどを友達と語り合い、がんに対する理解を深めていました。
講話後、生徒からは「つらい思いをしながらも頑張っているお話を聞いて、すごいなと思った。自分も検査にきちんと行こうと思った。」
「『がんを防ぐための12か条』をしっかり守り、自分の体を大切にしたいと思った。」
「命の大切さやがんのことを勉強できて良かった。」
などの意見が聞かれました。
今回の講話で教えていただいたことを通して、がんやがん患者に対する理解を深め、自他の健康や命の大切さ、支え合って生きていく大切さについて考えていきたいと思います。