外部専門家による講義(食品加工班)

1月 21 日(木)に、食品加工班では、有限会社土遊野の橋本順子さんを講師としてお迎えし、「外部専門家による講義」を実施しました。
参加した2、3年生4名は、事前学習で、秋に農場見学をさせていただいた際に学んだことを思い起こし、橋本さんからお話を聞かせていただけるこの機会をとても楽しみにしていました。

講義のテーマは、「命のぬくもりに支えられて生きる」。橋本さんに間近で語り掛けていただいたことで、一層心に染み入った様子で、生徒達は、真剣な表情でお話に耳を傾け、時には笑顔になったり、メモを取ったりしていました。お話の中でも、特に心に響いたこととして生徒達が挙げたのは、「挨拶は、心から、感謝を込めて、相手に伝わる言い方で言うことが大切」、「食品に関わる仕事は、命を支える仕事」、「一生、仲良く付き合わなくちゃいけないのは、自分。自分の明日の可能性を信じていけるように。自分で自分を温め、励ませるように。」などでした。

さらに、質疑応答の時間も充実したものになりました。「お仕事で、大切にされていることは何ですか?」、「場面が変わるときに集中力が途切れないようにするには、どうすればいいですか?」、「卒業して、新しい職場で緊張してしまうとき、どうすればいいですか?」など、積極的に思いを言葉にし、助言をいただいている生徒達の姿に、各々、自分の進路や、生き方のことについて真剣に向き合い、この機会に学び取ろうとしている前向きな気持ちを感じました。

最後に、貴重な機会をいただいたことに感謝し、全員で、心を込めて挨拶をしました。

今回、学ばせていただいたことを心に大事にもって、今後の作業学習や学校生活、卒業後の新しい生活に生かしていってほしいと願っています。