11 月 10 日(木)に、社会福祉法人宣長康久会 特別養護老人ホームささづ苑から、介護福祉士さんにご来校いただき、「専門家による講義」を実施しました。
老人介護の専門家より生徒が直接指導を受ける機会を設け、講義や演習を通して、福祉に関する理解を深め、技能を身に付けることを目的として実施し、この日から福祉基礎班での学習を開始した生徒 3 名が受講しました。
介護福祉士の仕事について
実際にどのような仕事をしておられるのかを説明していただきました。施設では、介護福祉士の他にも様々なスタッフがいて、チームで利用者様に関わっていることを教えていただきました。
また、高齢者向けのストレッチや新聞紙の棒を使った体操、クイズなどを体験し、楽しく工夫しながら、体を動かしたり、頭の体操をしたりすることの大切さを学びました。
高齢者疑似体験
はじめに、高齢者の体の状態を学習し、気を付ける点を教えていただきました。
その後、装具を付けて、歩行やお金の出し入れ、箸の操作等を体験しました。「体が重い」 「見えにくい」 「色が分からない」など、高齢者の立場になって感じることができました。
今回の講義や演習を終えて、生徒たちから、「大きな声でゆっくり話し掛けたい 」 「 歩行の時、そばにいて支えてくれると安心する」 「声掛けをしてもらう
と助かる」などの感想が聞かれました。
今後の学習や12月に予定しているささづ苑での実習でこの経験を生かしていきます。今年度、ささづ苑より3回ご来校いただき、講義していただきました。ありがとうございました!