「とやま新時代創造プロジェクト学習推進事業」 専門家による講義(食品加工班)

1月19日(木)に、有限会社土遊野 橋本 順子 氏を講師としてお迎えし、食品加工班の2、3年生を対象とした「専門家による講義」を実施しました。

講義では、生徒たちが社会の一員として生活していく上で基盤となる「心身の健康」、「自他との人間関係」、「人権意識」を中心に、お話ししていただきました。

「生命のぬくもりに支えられて生きる」のお話では、昨年11月に実施した農場見学で生徒たちが学んだことに触れながら、「命のぬくもり」に感謝し、自然を感じながら生きるという、人として生きる姿勢を教わりました。また、選択理論心理学を踏まえたメンタルヘルスに関わるお話では、生徒たちが自己理解を深めたり、人間関係について自分なりに理解を深めたりする際のヒントとなる内容を、図表を用いて分かりやすくご講義いただきました。生徒たちは、橋本さんからの投げ掛けに答えたり、うなずきながらキーワードをメモしたりして、熱心に話を聞いていました。

最後に、講義の感想を発表し合いました。生徒からは、「相手にしっかり伝わるように、心を込めた挨拶や、報告、連絡、相談をしていきたい」、「失敗したときには正直に謝ることがとても大事と思った」、「相手の気持ちを考えて、話を聞きたい」といった言葉が聞かれ、橋本さんが講義で伝えておられた「自分自身を大切にするとはどういうことか」や「相手との関係を大切にするにはどうすればよいか」などのメッセージに対する思いや考えを言葉にしていました。

生徒たちが、今回の講義で学んだことを、今後の学生生活に生かして実践を積み、社会生活に向かう力としていってくれることを願っています。