食品加工班では、この冬の「米こうじ味噌」の仕込み全5回のうち、1月17日、2月7日、2月21日の3回、富山市にある「合同会社 新村こうじみそ商店」から、新村義孝様を講師にお迎えし、実技と講義を通してご指導いただきました。新村様には、開校以来毎年、味噌造りをご指南いただいています。
実技では、味噌の仕込み作業を通して、効率の向上を意識した臨機応変な役割分担と仲間との協力、仕事の進め方の工夫について学びました。
講義では、味噌の歴史と地域性、発酵の仕組みと効能など、幅広い内容を教わりました。また、時間の経過による味噌の色や風味の変化の観察、甘こうじやかぶら寿司の試食など、発酵食品に親しむ体験を通して、生徒たちは、味噌造りへの興味・関心を一層高めました。
今回の講義で学んだことを今後の作業学習の取り組みに生かし、これからも食品加工班一同、おいしい味噌づくりに取り組んでいきたいと思います。