令和5年度文化祭

11月11日(土)「文化祭」を開催しました。

今年のテーマは 十人十色の輝きで☆つくりだそう!happy memories  です。今年度の文化祭は来場制限をなくしたことで、多くの来校者があり、活気のある文化祭となりました。

<オープニング(1学年)>
オープニングでは、入学してからの学習の振り返りと、ダンスを発表しました。これまで頑張ってきたことやこれからの決意について、一人一人が発表しました。ダンスでは、Little Glee Monsterの「だから、ひとりじゃない」の音楽とともに、学校生活をもとにした動画と全員によるダンスを披露しました。

<全国大会等報告>
全国大会等報告では、出場、出場予定のある三つの全国大会についての活動報告を行いました。
特別全国障害者スポーツ大会フライングディスク競技の報告では、二種目に出場して2位
と4位になれたことを報告しました。銀メダルを手にしながらも、もう一つの種目では4
位だったことに悔しさをにじませ、来年でのリベンジを誓いました。

全国特別支援学校フットサル大会の報告では、予選リーグで1勝、順位決定リーグで1勝し、全国8位になれたことを報告しました。初めての全国大会で動きが硬くなったことや全国初勝利に歓喜したこと、試合を重ねるごとに成長できたことなど、全国大会ならではの貴重な経験ができたことが伝わってきました。最後には先輩から後輩たちへ思いを引き継ぎました。

全国アビリンピック大会木工技能競技の報告では、代表生徒が体調不良で欠席したため、代わりに同じ木工班の友達や後輩が競技の内容や意気込みなどを報告しました。

<学習活動発表「進路学習」(2学年)>
就業体験や企業見学、「先輩に学ぶ」研修会など、進路学習について発表しました。グラフとJamboard等を用い、分かりやすい発表となりました。その中で、就職するまでに身に付けておきたいことや就業体験で気を付けることなど、活動の中で気付いた働くために大切なことを伝えました。

<学習活動発表「修学旅行」(3学年)>
日程、見学先、活動で学んだこと、体験したことについてまとめ、心に残ったことを発表しました。クイズや川柳、寸劇などで発表し、クラスごとの個性が感じられる発表となりました。一人一人が何をしてきたのか、どのようなことに感動したのか、何を学んできたのかということが分かる発表でした。

<作業班PRタイム>
製品の紹介や、オリジナルCM、寸劇などを交えて作業班ごとに発表しました。各作業班が様々な趣向を凝らして発表を行いました。会場の皆様に参加していただくクイズやセルフマッサージの企画もあり、とても盛り上がりました。

<作業学習 販売・体験等>
〇木材加工班
鍋敷きや鉢カバー、小物トレイなどの作業製作品の販売や体験を行いました。多くの商品が売り切れ、大盛況となりました。

〇食品加工班
今年度は新作の干しリンゴや米こうじ味噌など、例年ある販売にくわえ、コロナ禍前まで行われていた、みそ汁の試食販売も行いました。多くの来場者になり、袋詰めや商品補充、みそ汁の盛り付けなど、それぞれの役割で忙しそうに働く生徒が見られました。

〇福祉班
来場された方々と一緒に体操やクイズをしたり、みんなで折り紙を折って「秋の風景」を作ったりしました。自分たちで計画・準備した内容を満席になったお客様に喜んでいただき、生徒たちは自然と笑顔になりました。

〇流通班
日頃、流通班が行っているガスメーターの分解を体験してもらいました。生徒は、教える側に立って来場者に一生懸命教えていました。

〇環境班

校内に環境班の生徒が散らばり、スタンプラリーを行いました。各チェックポイントにおいて環境班の生徒がクイズを出し、すべてのクイズに正解した方には景品を贈りました。

<クロージング>

文化祭の最後には、会場の皆様を囲み、感謝の気持ちを込めて、Snow Manの「あいことば」という曲に手話を交えて歌いました。歌の最中、生徒一人一人が保護者や観客に花を渡しに行き、感謝の気持ちを伝えました。

テーマのとおり、生徒一人一人が自分の個性を出し合って作りあげた文化祭となりました。来校していただいた皆様、ありがとうございました。