６月２１日（金）、中学1・２年生対象の学校見学会を開催しました。

県東部の中学校や特別支援学校から、中学生とその保護者、教職員合わせて８２名の参加がありました。
日程説明の後、６班に分かれて、作業学習の参観や施設見学を行いました。
各作業班では本校生徒が中心となり、作業内容について説明をしたり、参加者からの質問に答えたりしました。

＜食品加工班＞
食品加工班の作業内容について３年生が説明をし、動画を視聴後、食品加工準備室で作業日誌や各生徒の目標を見ていただき、日々の学習内容を説明させてもらいました。

＜木材加工班＞
ベンチや小物トレイなどの作業製品製作の様子を見ていただきました。生徒たちは安全に気を付け、大きな機械を扱って製材や製作を行っています。７月に行われる「とやまアビリンピック2024」（障害者技能競技大会）に向け、課題の練習を行っている生徒もいました。

＜環境班＞
環境基礎班の1年生は、廊下・階段などの日常清掃を、環境班の２・３年生は、屋外環境実習地での芝生の手入れを中心に行いました。それぞれが自分の担当箇所で責任もって環境整備に取り組んでいます。

＜流通班＞
グループに分かれ、プラスチック容器のバリ取り作業、ガスメーターの分解、アメニティセットの袋詰め等を行っています。受託作業として企業から預かっている製品なので、取扱いに注意し、正確・丁寧に作業するよう取り組んでいます。

＜福祉班＞
「ベッドメイキング」と「車いす操作」の２グループに分かれ、２・３年生が１年生に教えながら取り組んでいます。車いす操作では、利用者と介助者として役割を分担し、声を掛け合いながら実習しています。

見学後は、保護者・教職員の方々と生徒に分かれ、全体説明会を行いました。保護者・教職員の方々には、本校の学校概要や対象としている生徒や、本校の進路指導や事業所が求めている人物像等について説明させてもらいました。
生徒の皆さんには、作業学習参観の振り返りをした後、本校での学校生活について、説明をさせてもらいました。

その後、個別相談を、中１の希望者の方と、中２は参加者全員の方と行いました。短い時間でしたが、学習内容や就職についていろいろ質問にお答えしました。
また、部活動見学では天候にも恵まれ、暑い日ではありましたが元気に汗を流す生徒たちの様子を見ていただきました。

参加者の方からは、「生徒さんが自分で考えた言葉で、分かりやすく説明していた。」「生徒さん全員がきちんと挨拶している姿に感心しました。」「全ての作業班を経験した後で、自分のやりたい作業班が選べるシステムがとても良い。」との感想をいただきました。

 

９月１０日（火）には、小学校の保護者・教職員を対象とした学校説明会を行います。また、１０月２１日(月)午後（中学３年生対象）、２３日(水)午前（中学１年生対象）・午後（中学２年生対象）には、第２回学校見学会を行います。各教科等の授業の様子を参観していただく予定です。参加を希望される方は、在籍する学校を通してお申し込みください。