1月 20 日(木)に、食品加工班では、有限会社土遊野の橋本順子氏を講師としてお迎えし、「専門家による講義」を実施しました。
参加した2、3年生3名は、来週に迫った校外就業体験、4月からの就労生活も意識し、橋本氏から教えをいただこうと心構えをして臨みました。
講義のテーマは、「命のぬくもりに支えられて生きる」。社会生活を送る上で基盤となる事柄について、生徒達の心に寄り添って、具体的に話をしていただきました。
心身を健やかに保つためには、食生活や睡眠のリズムを整えることがとても大切であることなど、「分かってはいるけど、真っ直ぐには取り組めてこなかった事柄」について講義の中で改めて話していただいたことにより、生徒達は素直に受け止め、意識を高めることができました。
「間違って、注意されることは、実は教えていただけるということで、『有り難い』こと。『すみませんでした。教えていただいて、ありがとうございました。』とお礼を言いましょう。」という話に、失敗を恐れがちな生徒達は、とても勇気づけられました。
自分自身のコンディションに自ら気を配り、対処するための呼吸法や手当てについて教えていただき、その場でやってみました。目をつむり、深く呼吸をしながら、「他の人と比較しなくて良いんだ」、「私は私で良いんだ」と、自分自身を安心させることの快さを体感しました。
職場で人間関係を築いていく上で大切なコミュニケーションについて話していただきました。「大事なのは、相談すること。相談には、勇気と練習と、習慣が必要です。」に「うん、うん。」とうなずく生徒達からは、自身の体験に照らしての実感が感じられました。最後に、貴重な機会をいただいたことに感謝し、全員で、心を込めて挨拶をしました。今回、学ばせていただいたことを心に大事にもって、今後の作業学習や学校生活、卒業後の新しい生活に生かしていってほしいと願っています。
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